こんにちは、金城です。
昨日、「競合店が近くに出るということは、飲食店の最大の危機にもなります。
でも、競合店に勝てるだけの商品であれば、むしろチャンスになるんですね。」
とお話しましたが、説明不足だったので補足させてください。
これはどういうことかといいますと、
例えば近くに競合店がでたとしますね。
それが味・値段を総合的に評価して、自店よりも良い店が出たら。
これはもう、残念ですが閉店を覚悟しなくてはなりません。
接客力（接客だけでなく、販売能力全般）でどんなに努力しても、味の面で負けていては厳しいです。
では、味・値段を総合的に評価して、トントンであったら。
これは接客力でカバーできる部分もあります。
しかし、かなり苦戦することが予想できます。
まず、お客さまが割れることが容易に想像できます。
値段の面でかなりがんばる必要が出てくるかもしれません。
以前よりも売上が下がる可能性が高いですね。
売れていた店であればそれでもやっていけますが、
まずまずの売上で満足していた、というお店は厳しくなります。
最後に、味、値段を総合的に評価して、自店が勝っていたら。
確実に言えるのは、最初の数ヶ月は影響を受け、売上が下がるのは確実です。
なぜかと言うと、どんなお客さまでも、新しい物が好きです。
新しくお店がでたら、行ってみたいとなるのは当然な訳ですので、
しばらくはどうしても売上が下がるんです。
でも、その後、どうなると思いますか。
必ずお客さまは戻ってきて下さいます。
しかも、数ヶ月辛抱し、しっかり接客力でカバーすれば。
以前より売上があがることもあるんですよ。
それでは、今日も皆さまにとって良い一日になりますように。