笹互FCで独立・起業~利益について⑤ ~

こんにちは、金城です。

オーナーさんの利益について、詳しくお話をしています。

先週は、月300万円の売上だった場合の具体的な利益の話をいたしました。
仮に家賃も高く人件費もかかったとしても、
笹互全店の平均売上である月300万円程売れれば、
特に問題はないのですが、
売上が月200万円以下に下回ってしまうと、改善が必要です。

笹互の場合、売れる3大条件としている「立地」「商品力」「接客力」の内、
「商品力」に関しては市場直送の新鮮魚介類を前面に打ち出していることもあり、
研修内容にそったものを提供していれば自信をもって提供していただけます。
ですので、立地があまり良くなくても、
商品力や接客力でカバーしていけるのですが、
仮に下回ってしまった場合の例を挙げていきたいと思います。

例えば、月150万しか売れなかった場合ですと、
仕入れ(お客さまの口に入るもの)が50-52%と変動しますが、52%の計算で78万円。
光熱費や包材等その他経費が約10%で15万円。
(前回は8%で計算しましたが、光熱費の基本料金は固定なので、今回は10%で計算します。)
これは固定の金額になりますね。

そこに、家賃が7万円で夫婦経営で人件費が0円の場合。
かかる経費の合計は、仕入れ78万+その他経費15万円+人件費0円+家賃7万円+のれん代5万円=105万円。
売上から差し引くとオーナーさんの利益は45万円となります。
利益率に換算すると、30%。
これを見ると、かなり売上が低かったとしても、家賃が安く、人件費もかからなければ、
満足はできないにしても、やっていけると思います。

しかし、万が一家賃が20万円と高く、人も雇用して人件費もかかる場合。
月150万であれば、いそがしくないので、オーナーさん一人で十分な訳ですが、人件費5万円として見積もってみます。
かかる経費の合計は、仕入れ78万+その他経費15万円+人件費5万円+家賃20万円+のれん代5万円=123万円
売上から差し引くとオーナーさんの利益は27万円になります。
利益率に換算すると、18%にまでなってしまいます。
実際には、家賃が20万の好立地の物件でこんなに売れないということはあまり考えられないのですが、
これでは、独身であればなんとかなっても、家族がいたらとてもやっていけない額となってしまいます。

ですので、上記のようなことにならないよう、誰とやるのか、どのくらいの売上を目指すのかを検討し、
立地と家賃のバランス(好立地な程、家賃も高くなるのが一般的)もよく考えていく必要があります。

それでは良い週末をお過ごしください。

笹互は江戸前寿司・海鮮丼専門店です。フランチャイズオーナー(FCオーナー)募集中です。

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